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マレック病生ワクチン取扱上の注意点

 マレック病ワクチンは他のワクチンと違い、ガラスアンプルに封入し、-196℃の液体窒素中で凍結保存します。その取扱いについても慎重かつ特別な注意が必要です。

1.ワクチン到着時の荷受けについて
 コンテナ(ボンベ)到着時には必ず配送者の立ち会いのもとにコンテナ内部の液体窒素の量を確認して下さい。
 その結果、液体窒素がコンテナの1/2以下になっているときは直ちに液体窒素の補充をして下さい。液体窒素が空になって一度溶けてしまったワクチンは効力が無くなっていますので、使用しないでください。
 マレック病ワクチンはアンプル入りのワクチン本体と溶解用液が別の梱包になっているので、ワクチンアンプルの数量と溶解用液の数量が注文通り入荷しているかどうか確認して下さい。

2.ワクチン保管中の取扱いについて
 コンテナ中の液体窒素の量が1/2程度になったら、保管中のワクチンの効力低下を防ぐために、早急に液体窒素を補充して下さい。液体窒素の残量の確認は、重量計で重さを計るのが最良の方法です。ワクチン受領時及び毎日の点検時に重量を記録しておいて下さい。

木箱の重量 (14~18kg)
コンテナの重量 18L用 20L用 
空コンテナ 10kg 10kg
液化窒素満タン 25.2kg 26.8kg
ワクチン100本 +0.5~0.6kg
窒素補充の目安量 22.0kg 23.6kg 

 液体窒素は気化が激しいのでコンテナのキャップの開閉回数が多いと液体窒素の消耗も激しくなります。不必要なキャップの脱着及びキャニスターの出し入れは行わないでください。特に常温に戻ったキャニスターをコンテナ内に入れると液体窒素が大量に蒸発しますので、キャニスターはできるだけコンテナの外に出さないようにして下さい。ワクチンアンプルの取出しは可能な限り迅速に行い、使用しないワクチンの効力が低下しないように心掛けて下さい。

 ワクチンの取扱いは素手で行うと凍傷にかかるおそれがあるので、革手袋で防護してください。

 コンテナは小さな穴やわずかな亀裂でもきわめて短期間に液体窒素が消失します。コンテナの取扱いは慎重かつ丁寧に行ってください。

 コンテナの表面が著しく結露したり霜が付いているときは、コンテナが劣化していることが多いので、常に液体窒素の量をチェックし、できるだけ早急に正常なコンテナと交換して下さい。

 コンテナは木枠ともども洗浄及び消毒等の管理を厳重に行っており、構造上輸送専用に使用していますので、到着後速やかにご返送下さい。

コンテナ
凍結ワクチンを輸送するための容器
タンク外装 外蓋を開けたところ 中蓋を開けたところ タンク断面写真

 

A:キャニスター
ケインを収容しコンテナに吊り下げる筒状の器具
キャニスターイメージ

 

B:ケイン
ワクチンアンプルを保定するもの
ケインイメージ

 

C:チップ
ケインに取り付けるもので、種類別に色分けされており、ロット番号などがプリントされている。
マレック病生ワクチン MD生ワクチン(2H) 2価MD生ワクチン(HVT+SB-1) 2価MD生ワクチン(H+S)2000 MD生ワクチン(CVI)・ゲン MD生ワクチン(CVI)・ゲン

マレック病生ワクチン

MD生ワクチン(2H)

2価MD生ワクチン
(HVT+SB-1)

2価MD生ワクチン
(H+S)2000

MD生ワクチン
(CVI)・ゲン

MD生ワクチン
(CVI)・ゲン

輸送用木箱蓋裏面に貼り付けてある「ケインチップ見本表」をダウンロードできます。

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